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【スマホ料金の見直し】ドコモの新料金プランを徹底解説!旧プランとの比較と料金の仕組み

【スマホ料金の見直し】ドコモの新料金プランを徹底解説!旧プランとの比較と料金の仕組み
こんにちは^^たくです。

2019年4月15日にNTTドコモが新料金プランを発表しました。「最大4割の値下げ」や「端末分離プラン」というワードが目立ちますが、「本当に安くなるの?」、「端末分離プランてなに?」という方がほとんどだと思います。

そこでこの記事では、ドコモの新料金プランをわかりやすく解説するとともに、旧プラン(現行プラン)との比較や料金の仕組みを徹底解説します!

 

 

【スマホ料金の見直し】ドコモの新料金プランを徹底解説!旧プランとの比較と料金の仕組み

まずは今の料金の仕組みを知ろう!

【スマホ料金の見直し】ドコモの新料金プランを徹底解説!旧プランとの比較と料金の仕組み

新料金プランの前に「今の料金の仕組みもよくわからない。」という方もいるかもしれません。違いを知るためにもまずは現行の料金プランの仕組みを解説します^^

  1. 基本プラン⇒通話に対するプラン
  2. インターネット接続サービス⇒SPモード
  3. パケットパック⇒毎月使えるデータ容量に対するプラン
  4. 端末代金⇒分割で購入した場合に毎月の利用料金に合算
  5. オプション⇒セキュリティーや端末補償、留守番電話など

まずは基本プランを3種類の中から選択します。パケットパックは1人用か家族で分け合うかを選択し、更にその中からデータ容量を選択します。

基本的な組み合わせに加えて、本体を分割購入した場合には分割金が足されます。そこに購入時に加入しなければならないオプションなども足されると何にいくらかかっているのかわからないうえに、選択する項目が多く、わかりづらい原因となっています。

今後の料金の仕組みはこうなる!

【スマホ料金の見直し】ドコモの新料金プランを徹底解説!旧プランとの比較と料金の仕組み

  • 「ギガホ」か「ギガライト」のどちらかを選ぶ !
  • 現行プランの「基本プラン」・「インターネット接続」・「パケットパック」が込み込みのセット料金になる!
  • 無料通話はなく、家族内通話はどちらも無料!
  • 今までは基本プランに含まれていた、かけ放題のサービスはオプションになる!
  • パケット(データ通信量)のシェアがなくなる!

全てがセットになりシンプルでわかりやすくなるのが特徴的です。毎月使えるデータ容量に応じて、「ギガホ」か「ギガライト」を選ぶだけ!よく電話をかける方は、通話オプションをどちらか追加することになります。

その一方でパケットのシェアができなくなります。現在家族でシェアパックを組んで分け合っている方にとってはデメリットになるかもしれません。

新料金プラン「ギガホ」と「ギガライト」を徹底解説!

次にシンプルでわかりやすくなった新料金プランを詳しく解説します。あなたに適したプランはどちらでしょうか^^

大容量が必要な"ヘビーユーザー"は「ギガホ」!

動画を観たりゲームをやったり、毎月がっつりデータ通信をする方は迷わず「ギガホ」になります。速度制限も1Mbpsとネットをやるには充分な速度とあって、ドコモも「ネット使い放題」を謳っています^^

月額料金 2年契約あり 6,980円
2年契約なし 8,480円
利用可能データ量 30GB
超過後は1Mbpsに制限
国内通話料 30秒/20円
家族間通話無料
  • 毎月6,980円で30GBまで速度制限なしでデータ通信ができる!
  • 超過後の速度制限も1Mbpsと良心的!
  • 2019年9月までに申込みすると「ギガホ割」(6ヶ月間1,000円引き)が適用!
  • 余ったデータ量の繰り越しはできない!
  • 毎月5GB以上使うならお得!

そこまでネットをしない"ライトユーザー"は「ギガライト」!

動画は観ない、LINEのやり取りとちょっとした検索くらいという方は「ギガライト」で充分!データ量に応じた段階制なので、使う月と使わない月がまちまちな方にもおすすめ。

利用可能データ量 月額料金
2年契約あり 2年契約なし
<ステップ1>
~1GB
2,980円 4,480円
<ステップ2>
~3GB
3,980円 5,480円
<ステップ3>
~5GB
4,980円 6,480円
<ステップ4>
~7GB
5,980円 7,480円
国内通話料 30秒/20円
家族間通話無料
  • 使えるデータ量は、毎月1GB~7GB!
  • 使ったデータ量に応じて料金が変わる段階制!(2,980円~5,980円)
  • 7GBを超過後は128kbpsに速度制限がかかる!
  • 余ったデータ量の繰り越しはできない!
  • 毎月5GB以下しか使わないならお得!

通話が多い人は音声オプションを付けよう!

今まで基本プランに含まれていたかけ放題のサービスがオプション扱いになりました。最近はLINE通話やiPhone同士で使えるFaceTimeオーディオなどの通話アプリがあるので、仕事などで使う方以外は不要かもしれません。

通話オプション 月額料金 通話料
かけ放題 1,700円 国内通話無料
5分通話無料 700円 5分以内:無料
5分超過後:30秒/20円

新料金プランの割引きをうまく活用しよう!

新料金プランの発表と同時に新しい割引も発表されました。うまく活用して毎月の料金をできるだけ安くしましょう^^

みんなドコモ割

同一「ファミリー割引」グループ内で、音声通話が可能な料金プランを契約している人数によって、500円か1,000円がずっと割引される。

  • ギガホの場合
  1回線 2回線 3回線以上
割引額 - -500円 -1,000円
割引適用後 6,980円 6,480円 5,980円
  • ギガライトの場合
回線数 1回線 2回線 3回線以上
割引額 - -500円 -1,000円
割引適用後 <ステップ1>
~1GB
2,980円 2,480円 1,980円
<ステップ2>
~3GB
3,980円 3,480円 2,980円
<ステップ3>
~5GB
4,980円 4,480円 3,980円
<ステップ4>
~7GB
5,980円 5,480円 4,980円
☑注意点
回線数のカウントは、音声通話が可能なプラン(キッズケータイプランを除く)ならOKですが、割引が受けられるのは「ギガホ」か「ギガライト」の回線だけです。

ギガホ割

2019年9月30日までに申込みすると6ヶ月間月額1,000円割引に!

ドコモ光セット割

自宅のインターネットをスマホとまとめるとスマホの料金が割引されます。「ファミリー割引」グループ内の「ギガホ」・「ギガライト」を契約している回線全員が、永年最大1,000円の割引!

この割引は以前からありましたが、旧プランの場合割引を受けられるのはファミリー割引グループ内の代表回線のみでした。

料金プラン 割引額
ギガホ -1,000円
ギガライト <ステップ1>
~1GB
-
<ステップ2>
~3GB
-500円
<ステップ3>
~5GB
-1,000円
<ステップ4>
~7GB
-1,000円
はじめてスマホ割

ガラケーからスマホへの変更をして、「ギガホ」・「ギガライト」を契約すると最大12ヶ月間月額1,000円割引に!

廃止になる割引もある!

新料金プランに伴い、廃止になる割引もあります。これは毎月の料金に大きな影響を与えるのでしっかり覚えておきましょう!

月々サポートの廃止

月々サポートとは、機種ごとに決められた金額を最大24ヶ月間毎月の料金から割り引くサービスです。※同じ機種でも購入時期によって金額は異なります。

例えば最新のiPhone XS(64GB)には、-2,457円/月の月々サポートが付いているので、最大で58,968円の割引が受けられます。定価が128,952円なので、2年間使えば69,984円で購入できることになります。

これがよく言われる"実質〇〇円"というやつです。

docomo withの廃止

対象機種を購入すると、利用料金からずっと毎月1,500円割引されるサービスです。

対象機種は、基本的には「かんたんスマホ」的な機種が多いですが、少し前にiPhone7も対象機種になり話題になりました。

月々サポートと違ってその機種を使っている限りは、ずっと毎月1,500円割引が受けられるのが魅力的です。

端末購入サポートの廃止

端末購入サポートとは、購入時に機種代金の一部をドコモが負担してくれるサービスです。ただし、12ヶ月間は購入した機種と適用条件のプランを継続しますという契約になるので、12ヶ月以内に機種変更したり、適用条件以外のプランに変えると契約解除料が発生します。

実際に旧プランとの料金比較をしてみましょう!

旧プラン(現行プラン)と新プランの違いがわかったところで、本当に知りたいのはどちらがお得になるのかです!いくつかのパターンを例にして比較してみましょう。

☑比較するうえでの注意点

以下の割引と端末分割金は含めていないので、必ず比較した金額になるわけではありません。

  • 月々サポート
  • docomo with
  • 長期利用割引
  • ドコモ光セット割引(自宅のインターネット)

ライトユーザー(あまりネットをしない方)が1人で使う場合

データ通信を毎月1GB程度しか使わない方が、1人でドコモを契約した(している)ケースです。

  旧プラン
(現行プラン)
新プラン
通話プラン 980円
(シンプルプラン)
2,980円
(ギガライト)
(1GB以内)
SPモード 300円
パケット
パック
2,980円
(ベーシックパック)
(1GB以内)
月額料金 4,260円 2,980円

新プランの方が1,280円安いです。ただし注意点にも記載したように、月々サポートやdocomo withを含めていません。

現在docomo withの割引(1,500円引き)を受けている方や、1,280円以上の月々サポートを受けている方、また2019年5月31日までにどちらかの割引が適用される機種を購入予定の方は旧プラン(現行プラン)の方がお得です。

ヘビーユーザー(がっつりネットをする方)が1人で使う場合

データ通信を毎月30GB程度使う方が、1人でドコモを契約した(している)ケースです。

  旧プラン
(現行プラン)
新プラン
通話プラン 980円
(シンプルプラン)
6,980円
(ギガホ)
(30GB)
SPモード 300円
パケット
パック
8,000円
(ウルトラデータLL)
(30GB)
月額料金 9,280円 6,980円

新プランの方が2,300円安いです。このくらいの差額になるとdocomo withの割引(1,500円引き)を受けても新プランの方がお得です。iPhone XSであれば2,457円の月々サポートが受けられるので、若干旧プラン(現行プラン)の方がお得です。

家族3人で10GBを分け合う場合

この記事を読んでくれている方は、家族でドコモを使っているケースが多いと思います。3人家族で10GBを分け合うプランにした場合はどうなるでしょう。

旧プラン(現行プラン)

  代表回線 子回線 子回線
通話プラン 980円
(シンプルプラン)
980円
(シンプルプラン)
980円
(シンプルプラン)
SPモード 300円 300円 300円
パケット
パック
9,000円
(ベーシック
シェアパック)
(10GB以内)
500円
(シェアパック)
500円
(シェアパック)
月額料金 10,280円 1,780円 1,780円
1人あたり 4,613円
  • 代表回線にベーシックシェアパック、子回線にはシェアパック。
  • ベーシックシェアパックは段階制で最大30GB(15,000円)まで上がるので注意。

新プラン

  代表回線 子回線 子回線
ギガライト
(3GB以内)
3,980円 3,980円 3,980円
みんなドコモ割 -1,000円 -1,000円 -1,000円
月額料金 2,980円 2,980円 2,980円
1人あたり 2,980円
  • 全員がギガライトにして3GB以内に収める。
  • ギガライトは段階制で最大7GB(5,980円)上がるので注意。
  • 新しい割引サービス「みんなドコモ割」が適用できる。

これだけ見ると新プランの方が断然お得に見えます。しかし何度も言っていますが、旧プラン(現行プラン)には月々サポートやdocomo withの割引を含めていません。

全員に月々サポートやdocomo withの割引が付いている(付く)としたらどうなるでしょう。
旧プラン(現行プラン)⇒月々サポート適用バージョン
  代表回線 子回線 子回線
通話プラン 980円
(シンプルプラン)
980円
(シンプルプラン)
980円
(シンプルプラン)
SPモード 300円 300円 300円
パケット
パック
9,000円
(ベーシックシェアパック)
(10GB以内)
500円
(シェアパック)
500円
(シェアパック)
月々
サポート
-2,457円
(iPhone XS)
-2,457円
(iPhone XS)
-1,500円
(iPhone 7)
月額料金 7,823円 -677円 280円
1人あたり 2,475円

2,457円の月々サポートが付いているiPhone XSが2台と、1,500円割引が付いているdocomo with対象のiPhone 7と仮定した場合です。

この場合は、1人あたりの料金が旧プラン(現行プラン)の方が安くなります!

☑POINT
肝になるのは"月々サポート"・"docomo with"の有無です!
単純に基本料金だけで比べると新プランの方が安く見えますが、新プランには月々サポートとdocomo withはありません。そのかわりに"みんなドコモ割"や"ドコモ光セット割"を導入しますが、それでも新プランの方が安い!というほどにはなりません。

まとめ 結局どうすれば良いの!?

長々と説明してきましたが、結局どうすればお得に使えるのか、旧プランと新プランはどちらが良いのか。

どうしても「人による」、「使い方次第」という部分は否めませんが、最後に大事なポイントをまとめていきます。

  • 新プランは、込み込み料金でわかりやすくなった!
    シンプルにはなったが、「最大4割の値下げ」はかなり特定した使い方の場合である!
  • 新プランは、長く(2年以上)同じ機種を使い続ける人がお得になる!
    ⇒旧プランの月々サポートが切れる24ヶ月目以降と比較した場合
  • 現在、"月々サポート"が付いている方は、割引終了まで待つべし!
    ⇒月々サポートの金額を確認しておく!
  • 現在、"月々サポート"・"docomo with"が付いていない方は、プラン変更だけなら新プランがお得な場合も!
    ⇒買い替えの予定がない方は、プラン変更だけするのもあり!
  • "月々サポート"・"docomo with"に代わるサービスの発表を待つのもあり!
    6月1日までに新たな端末購入補助サービスが発表されるみたいです。
  • "月々サポート"・"docomo with"の割引を受けるには5月31日までに買い替えを!
    ⇒おすすめはdocomo with対象のiPhone 7。3年目以降も最安で月額280円で利用可能!
☑格安SIMに乗り換えるのも一考!

ここまで説明しておいて身も蓋もないことを言いますが、これ機に格安SIMに乗り換えるのもおすすめです^^
長い期間ドコモを使い続けている方も多いと思いますが、正直その恩恵は少ないです。格安SIMにするとかなり安くなるケースもあるので、一度検討してみるのも良いかと思います^^

【2019年版】おすすめの格安SIMでスマホ代を節約!メリット・デメリットと料金プランの比較 - たくやのブログ

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